胎児心機能評価Assessment of Fetal Cardiac Function
加地 剛Takashi Kaji
徳島大学病院 産科婦人科Department of Obstetrics and Gynecology, Institute of Biomedical Sciences, Tokushima University Graduate School ◇ Tokushima, Japan
発行日:2024年11月30日Published: November 30, 2024
胎児における心機能評価は超音波検査により行われる.その評価は,成人・小児領域で用いられる評価法に加え,静脈管や臍帯動脈の血流評価など胎児特有の評価法が用いられる.最近はこれらの評価項目を統合してスコア化したCardiovascular Profile Score (CVPS)が用いられることも多い.胎児における心機能評価の目的は,主に児の重症度評価や娩出時期の決定である.また近年,胎児発育不全や糖代謝異常合併妊娠は,胎児期から軽度の胎児心機能の変化を起こすことがわかってきており,胎児心機能評価は将来的な疾患発症(Developmental Origins of Health and Disease: DOHaD)の観点からも注目されている.
Key words: fetus; cardiac function; cardiovascular profile score; cardiothoracic ratio
© 2024 特定非営利活動法人日本小児循環器学会
胎児における心機能評価は,心疾患および心外疾患(双胎間輸血症候群やガレン静脈瘤など)において,重症度評価や娩出時期の決定などに主に用いられる.また近年,胎児発育不全や糖代謝異常合併妊娠では軽度の胎児心機能の変化(リモデリング)を起こすことがわかってきており,胎児心機能は将来的な疾患の発症(Developmental Origins of Health and Disease: DOHaD)の観点からも注目されている1, 2)
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本稿では胎児循環の概要を解説し,超音波による胎児心機能評価法のうち,現在,臨床に使われている方法について,その実際を中心に説明する.詳細については日本胎児心臓病学会やアメリカ心エコー図学会のガイドライン,稲村,石井らの胎児循環および心機能評価の解説を是非参照していただきたい3–6)
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出生後は右心室と左心室は直列循環であり,右心室は肺循環,左心室は体循環をそれぞれ担っている.一方,胎児では右心室と左心室は並列循環をなし,右心室の拍出量が左心室の約1.4倍あり右心室優位である7, 8)
(Fig. 1).胎児循環の血流配分については報告により若干異なり,Fig. 1は妊娠後期のヒト胎児においてMRIから算出した報告である7).左心室から拍出された血液の約70%は上半身に向かい,残りの約30%が大動脈狭部を通り下半身に向かう.一方右心室から拍出された血液の約30%が肺に向かい,残りの約70%は動脈管を通り下半身・胎盤に向かう.下半身に向かう血流の約80%は右心室から拍出されたものである.すなわち,左心室は上半身の循環,右心室は胎盤を含んだ下半身の循環を主に担っている.なお下半身に向かう血流の約60%(総心拍出量の約30%)は胎盤に流れており,胎盤の血管抵抗の上昇は後負荷の上昇として心臓に影響を与える.心室の圧については心時相により若干の差はあるものの,右心室と左心室はほぼ等しい.
AAo, ascending aorta; DA, ductus arteriosus; DAo, descending aorta; FO, foramen ovale; LA, left atrium; LV, left ventricle; MPA, main pulmonary artery; PBF, pulmonary blood flow; RA, right atrium; RV, right ventricle; SVC, superior vena cava; UA, umbilical artery; UV, umbilical vein. Reprinted with permission from reference 7).
胎児における心機能評価は超音波検査により行われる.その評価は,成人・小児領域で用いられる収縮能や拡張能の評価方法に加え,静脈管や臍帯動脈の血流評価など胎児特有の循環評価が用いられる.最近はこれらの評価項目を統合してスコア化したCardiovascular Profile Score (CVPS)が用いられることも多い9)(Fig. 2).通常,心機能の低下は,拡張能の低下が先に起こり,収縮能の低下が明らかになるのは心機能低下の末期とされる.
各項目2点満点,合計10点満点で採点する.CTAR, cardiothoracic area ratio; DV, ductus venosus; FS, fractional shortening; LV, left ventricle; MR, mitral regurgitation; MV, mitral valve; RV, right ventricle; TR, tricuspid regurgitation; TV, tricuspid valve; UA, umbilical artery; UV, umbilical vein.
現在,主にB mode法,M mode法,カラードプラ,パルスドプラ法が用いられる.胎児超音波では,妊娠週数,母体の体格,羊水量などさまざまな影響を受ける.また胎位・胎向がさまざまであり,常に一定の位置や方向からアプローチすることが困難である.胎児が適切な胎位・胎向でない場合,母体を側臥位にしたり,胎児が動くのを待つことも必要となる.また胎児の呼吸様運動はパルスドプラ法での計測に影響を与えるため,呼吸様運動のないときに計測する.静脈では特にその影響が強い.
5つの評価項目から,心機能を総合的に評価するものである.評価項目は,胎児水腫の有無,静脈血流波形(静脈管と臍帯静脈),心胸郭断面積比(cardiothoracic area ratio: CTAR),心機能(右心室・左心室の短縮率と房室弁血流パターン),臍帯動脈の血流波形の5つである(Fig. 2).各項目2点満点,合計10点満点で採点する.CVPSは胎児水腫,先天性心疾患,胎児発育不全など様々な病態で胎児予後との関係が示されている10–12)
.CVPSは総合的な心機能の指標として使いやすいだけでなく,測定すべき項目およびその重症度が明示され,概念的であるものの評価項目間の重症度もわかるため,心機能評価の全体像を理解しやすい.以下CVPSの項目を中心に述べる.
心臓の面積を胸郭の面積で割った値を%で表したものである.四腔断面を描出し,それぞれの面積をellipse法(楕円で近似)で計測する3, 13)
(Fig. 3).心臓は心膜の外側までとし,胸郭は皮膚や筋肉を除いた肋骨・脊柱を含む胸郭の外側までとする3)
.なお胸郭の計測については日本胎児心臓病学会のガイドラインを含め胸郭の外側とするものが多いが,アメリカ心エコー図学会のガイドラインでは胸郭の内側(肋骨の内側)としている3, 4, 14, 15)
.正常値は20~35%である(Fig. 3a).35%以上であれば心拡大と判定される(Fig. 3b).心時相により心臓の面積が若干変動するため,当院では測定する時相を拡張期末期(房室弁が閉鎖したとき)としている14).胎児発育不全ではCTARは大きくなるが,特に横径が大きくなりglobularと表現される1)(Fig. 3b). CTAR(%)=胸郭の断面積心臓の断面積×100
a:正常(CTAR: 33%).b:心拡大(CTAR: 47%):胎児発育不全児に認められたもの.CTAR, cardiothoracic area ratio.
三尖弁逆流は軽度のものは正常胎児でしばしば認められるが,汎収縮期に認められれば異常である.一方,僧帽弁逆流は正常では通常認めないため,認めたときは異常が疑われる.汎収縮期に認められれば高度の心機能異常が示唆される.
房室弁逆流速度の立ち上がりの傾きから収縮能を評価するものである.心収縮能が保たれていれば,心内圧は収縮早期に急峻に上昇するため,房室弁逆流速度の立ち上がりの傾きも急峻となる.一方,収縮能が低下すると圧の立ち上がりが鈍化するため房室弁逆流速度の立ち上がりも緩やかとなる.連続波ドプラもしくはパルスドプラ法にて房室弁逆流波形を記録し,逆流速度が0.5 m/sから2.5 m/sまで上昇するのにかかる時間(ΔT)を計測する.簡易ベルヌーイ式を用いるとこの間に心室圧は24 mmHg上昇したと考えられ,dP/dt=24/ΔT mmHg/secとして求められる(Fig. 4).房室弁逆流が2.5 m/s以下のときは,参考としてΔTを0.5 m/sから2.0 m/s(dP/dt=15/ΔT)もしくは0.5 m/sから1.5 m/s(dP/dt=8/ΔT)として求めることも行われる.800 mmHg/sec以下は低値とされ,400 mmHg/sec以下は重度の収縮能低下と考えられている9). dP/dt=24/ΔT mmHg/sec
三尖弁逆流から計測したもの.a:正常(dP/dT=24/0.022=1090).b:三尖弁逆流の立ち上がりが緩やかでdP/dTは低値(dP/dT=24/0.073=328)である.
収縮能の指標として用いられる.各心室のFSはMモード法を用いて計測した拡張期と収縮期の心室径から計算する.四腔断面で,カーソルを心室中隔に対してほぼ垂直になるように房室弁直下に設定し,各心室の拡張末期径と収縮末期径を計測する(Fig. 5).拡張末期径と収縮末期径の差を拡張末期径で除することで算出される.右心室・左心室ともに正常値は週数によらず一定で0.28~0.40前後とされる16).ただしカーソルの位置や角度などが少し変わると値が大きく変動してしまう16).真のFS低下は心不全がかなり進行した状態である. FS=拡張末期内径-収縮末期内径拡張末期内径
正常胎児におけるFSの計測.左室(LV)FS=(10.0–7.0)/10.0=0.30.右室(RV)FS=(9.9–7.0)/9.9=0.29.FS, fractional shortening.
拡張能の指標として用いられる.心室流入血流波形であるE波(拡張早期波:心室弛緩に伴う受動血流)とA波(心房収縮波:心房収縮に伴う拡張後期の血流)の比である.成人では,E波がA波よりも高いが,胎児ではE波よりもA波のほうが高い.これは胎児では拡張能が低い(弛緩能が低く,コンプライアンスも低い)ことによるとされ,流入血流における心房収縮の役割がより大きいことを示す.妊娠週数に伴いE/A比も増加していく(Fig. 6).胎児のE/A比は妊娠初期で約0.5,中期で約0.8と増加する16–20)
.重度の心不全ではE波とA波は融合し単峰性となるとされる9, 21)
.なお頻脈でもE波とA波を区別しにくくなる.
中心静脈圧を推察する指標として,静脈の血流波形が用いられる.拡張期の後期である心房収縮期の血流波形(心房収縮波 A波)により評価する.パルスドプラによる血流計測は胎児の呼吸様運動の影響を受けるが,静脈血流では特に影響が大きい.呼吸様運動のないときに計測する.三尖弁閉鎖症や右室の閉塞性疾患などでは心不全の有無を反映せず,逆行性血流が認められるので注意する22, 23)
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静脈系の評価項目として最も使用されている.静脈管は肝循環をバイパスし門脈と下大静脈をつなぐ.腹部の正中矢状断もしくは横断像で描出する.血流が速いためカラードプラでエイリアシングにより容易に描出できる.心房収縮期も順行性の血流でnotchとして認められる(Fig. 7a).中心静脈圧の上昇により,心房収縮期の血流が低下しPulsatility Index(PI)は上昇する.心房収縮期血流の途絶や逆流は中心静脈圧の高度の上昇を示唆する所見として重要である12, 24)
(Fig. 7b, c). PI=収縮期最高血流速度-拡張末期血流速度平均血流速度
a:正常 矢状断にて門脈から分岐する静脈管(DV)の血流を計測 心房収縮期の血流(矢印)も順行性である.b:心房収縮期の血流(矢印)が途絶.c:心房収縮期の血流(矢印)が逆流.
下大静脈(右心房への流入部)では,心房収縮期の血流(A波)は逆流波となる.心房収縮期の逆流速度と心室収縮期の流入速度の比であるPreload Index(PLI)が用いられる(Fig. 8).0.5以上は異常と考える25, 26)
.一方,臍帯静脈は正常では定常流であるが(Fig. 9a),静脈圧の上昇に伴いpulsation(波動)を認めるようになる(Fig. 9b).Pulsationの周期は心周期と一致しており心房収縮期に谷となる9).胎児の呼吸様運動でもpulsation様に描出されるが,心周期と一致せずに周期が長いことから区別される(Fig. 9c). PLI=心房収縮期の逆流速度 (A波)心室収縮期の流入速度 (S波)
a:正常 矢状断にて右心房への流入部付近で計測.下大静脈では正常でも心房収縮により逆流波となる.Preload index (PLI)=6.19/29.12=0.21.b:心房収縮により逆流波が増高しPLIは顕著に上昇している.PLI=11.96/10.66=1.12.
a~cのパルスドプラ波形の上側が臍帯静脈血流,下側が臍帯動脈血流.a:正常 定常流.b:波動 心房収縮期に谷となっている.c:胎児呼吸様運動による臍帯静脈血流の変動.変動の周期が長く,臍帯動脈の周期と一致しておらず波動ではない.
各臓器の血管抵抗や循環状態を推察する指標として動脈の血流波形が用いられる.臍帯動脈は胎盤,中大脳動脈は脳の評価として用いられる.収縮期最高血流速度と拡張末期血流速度の差を,収縮期最高血流速度で除したResistance Index(RI),平均血流速度で除したPulsatility Index(PI)で評価する. RI=収縮期最高血流速度-拡張末期血流速度収縮期最高血流速度PI=収縮期最高血流速度-拡張末期血流速度平均血流速度
free loop(胎盤の臍帯付着部,胎児の臍部の双方から離れた部位)で計測する.正常では胎盤の血管抵抗は非常に低いため,拡張期も血流速度は速い(Fig. 10a).胎児が低酸素状態やアシドーシスになると拡張期血流は低下し,RIやPIは上昇する.臍帯動脈の途絶や逆流は胎児機能不全を示唆する所見である16)(Fig. 10b, c).胎児心エコー用のプリセットはパルスドプラ法のフィルタが高いため,途絶は過剰診断となりやすく,逆流は見逃されやすい.途絶や逆流の判定は通常の胎児超音波の設定で行うかフィルタを下げる.
中大脳動脈の基部で測定する.正常では脳の血管抵抗は胎盤より高いため,拡張期血流速度は遅くRIやPIは高い(Fig. 11a).胎児が低酸素状態やアシドーシスになると脳への優先的な血流再分配(brain sparing effect)が起こり,中大脳動脈の拡張期血流は増加しRIやPIは低下する27, 28)
(Fig. 11b).一方,HLHSなど左心系の流出路障害がある心疾患において,MCA-RIが低値を示し,神経学的予後との関連などが示唆されている29).
a:正常 中大脳動脈の基部で測定する.正常では脳の血管抵抗は胎盤より高いため,中大脳動脈の血流は臍帯動脈と比較し,拡張期血流速度は遅く,RIやPIは高い.b:拡張期血流速度が上昇している.
Tei indexは,収縮能の指標である等容性収縮時間(ICT)と拡張能の指標である等容性弛緩時間(IRT)の和を駆出時間(ET)で除したものである.収縮能,拡張能いずれの低下でもTei indexは増加するため,統合的な心機能を表す指標とされる30)
.パルスドプラ法で心室流入および流出血流波形を記録し,心室流入の終了から再開始までの時間(a)と駆出時間(b)を計測し(a−b)/bとして算出することが可能である(Fig. 12a).左心室ではサンプルゲートを大きめにすることで流入および流出血流を同時に記録することが可能である(Fig. 12b).右心室では流入路と流出路が離れているため双方の血流を同時に記録することは困難であるため,別々に描出し計測する.二つのサンプルゲートを持つDual gate Dopplerを使うと右心室も同時に記録することが可能である(Fig. 12c).Tei indexの正常値は報告により異なるが右心室:0.466±0.09,左心室:0.464±0.08との報告があり,また妊娠週数により変化しないという報告と軽度増加するという報告がある31). Tei index=ICT+IRTb=a−bb
a:計測.b:左心室.c:右心室:dual gate Dopplerを使った計測.AoV:大動脈弁,PV:肺動脈弁,ICT: isovolumic contraction time,IRT:isovolumic relaxation time,AVV:房室弁.
CCOは左右心室の心拍出量の合計である.体重当りで評価され,正常では週数によらず425~465 mL/min/kg程とされる7, 8)
.各心室の拍出量(CO)は,半月弁の弁輪部(大動脈弁と肺動脈弁)の断面積,同部位のドプラ波形をトレースしたvelocity time integral(VTI),心拍数の積をもって算出する.CO(mL/min)=半月弁輪径(cm)2/4×3.14×VTI(cm)×HR(/min)(ドプラ入射角度<20°)で求める(Fig. 13).正常では右室拍出量は左室の約1.4倍とされ,右室優位である7, 8)
.半月弁の弁輪径,ドプラの入射角度,サンプルゲートの位置などの少しの違いによりCOの値は大きく変わるため胎児では使いにくい面がある. CO(mL/min)=半月弁輪径(cm)24×3.14×VTI(cm)×HR(/min)CCO(mL/min/kg)=右心室CO+左心室CO推定体重(kg)
胎児心機能を一つの指標で評価するのは困難であり,CVPSの項目を中心に複数の指標から総合的に判断するようになる.また時間的変化を見ることも重要である.娩出時期の決定に際しては,胎児心機能だけでなく,妊娠週数,推定体重,well-being,心外異常などの評価も重要となる.
本稿について,申告すべき利益相反(COI)はない.
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