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特定非営利活動法人日本小児循環器学会
Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 37(4): 283-294 (2021)
doi:10.9794/jspccs.37.283

Review

先天性心血管疾患に合併する先天性気管狭窄

1平塚市民病院小児科

2東京都立小児総合医療センター循環器科

3慶應義塾大学医学部小児科学教室

受付日:2021年4月9日
受理日:2021年6月4日
発行日:2021年12月1日
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先天性気管狭窄は,気管軟骨が気管全周にわたり完全輪状軟骨輪を形成し,狭窄所見を呈する疾患である.多くは新生児・乳児期早期から,呼吸器症状が出現する.半数以上の症例で先天性心血管疾患を合併し,特に肺動脈スリングが多い.小児循環器科医・小児心臓血管外科医が診断と管理を担う機会が多いが.呼吸状態と循環動態が相互に影響しながら病態を形成するため,小児外科医,小児呼吸器科医,麻酔科医,小児集中治療医,新生児科医との緊密な連携診療が必要である.本総説では,心血管疾患との合併を念頭に発生・解剖・病態を説明し,手術介入の要点を概説する.

Key words: congenital tracheal stenosis; complete cartilaginous rings; congenital cardiovascular defect; pulmonary artery sling; multidisciplinary team-based approach

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