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特定非営利活動法人日本小児循環器学会
Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 35(1): 3-8 (2019)
doi:10.9794/jspccs.35.3

Review

フォンタン術前術後の管理

和歌山県立医科大学附属病院心臓血管外科

発行日:2019年3月1日
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Fontan循環は,心室による駆動のない肺循環と心室による駆動のある体循環とが直列になっており,肺循環を維持するために高い中心静脈圧が必要となる非生理的な循環方式である.このFontan循環を良好に獲得するためには,低い肺血管抵抗を維持することが重要である.このことは,Fontan手術前であろうが,術後であろうが共通の大事な条件となる.肺血管抵抗を低く維持するために,術直後の鎮静方法,呼吸管理,水分管理や薬物投与,心不全管理,カテーテル治療,などが周術期に総合的に集約的に行われている.Fontan術後の周術期管理を良好に行うには,この特殊なFontan循環を充分理解し,周術期に起こりうるFontan術後の特異的な多くの諸問題に対処していかなければならない.

Key words: Fontan; bidirectional Glenn; pulmonary vascular resistance; perioperative management

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