Online ISSN: 2187-2988 Print ISSN: 0911-1794
特定非営利活動法人日本小児循環器学会
Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 40(1): 9-16 (2024)
doi:10.9794/jspccs.40.9

Review

川崎病血管炎と遠隔期血管リモデリングを考える

北里大学医学部小児科学

発行日:2024年2月29日
HTMLPDFEPUB3

川崎病は小児期に好発する急性全身性血管炎症候群であるが,冠動脈合併症以外の全身性血管炎の長期遠隔期の影響については不明な点が多い.はたして川崎病の既往は,将来的な動脈硬化など血管合併症のリスク因子になるのだろうか? 残念ながらこの問いに答えられる十分なエビデンスは存在しない.しかし筆者は,自身がこれまでに行ってきた血管と炎症に関する研究の経験をもとに,これまでに川崎病血管炎に関連して蓄積された研究成果の意義と研究手法の限界について検討し,次世代の研究者へ少しでも新たな視座を与えられるように願って解説を試みた.

Key words: Kawasaki disease; vasculitis; vascular remodeling; vascular stiffness; atherosclerosis

This page was created on 2024-04-18T13:49:53.27+09:00
This page was last modified on 2024-05-27T17:25:04.000+09:00


このサイトは(株)国際文献社によって運用されています。