肺高血圧症における基礎研究の最近の話題:分子遺伝学的背景を中心に
1 北海道大学小児科
2 東京女子医科大学循環器小児科
分子遺伝学分野の飛躍的な発展に伴い,肺高血圧(pulmonary hypertension: PH)における遺伝学的背景の検討も目覚ましい進歩を遂げている.2018年の6th World Symposium on Pulmonary Hypertension (6th WSPH)においては肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension: PAH)の原因遺伝子として17遺伝子が挙げられることとなった.この総説では,6th WSPHの後も次々と同定されているPAHの原因遺伝子候補について,筆者らの検討も含めて解説する.さらにPAHの新たな修飾遺伝子・感受性遺伝子に関する興味深い報告について述べ,その解釈の方法について考察する.最後に,その他の注目すべき基礎研究について紹介する.
Key words: pulmonary hypertension; pulmonary arterial hypertension; pathogenic variant
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